生活習慣病を予防しよう

痛風

痛風という病気を知っていますか?実はとても古い歴史を持つ病気であり、エジプトのミイラなどにも痛風に苦しめられていた形跡が残っています。ですが日本では明治以前には痛風患者はいなかったとされています。これには痛風の原因である動物性タンパク質の摂取量が大きく関係しているのです。日本では明治以降欧米の食文化が広く普及し、現代では和食中心の食生活を送ることの方が難しくなってきています。こういった食生活の中で動物性タンパク質を過剰に摂取することによって体内の尿酸値が上がり、痛風を発症します。そしてこの尿酸が足などの関節に溜まることによって発作的に関節の激痛を引き起こすのです。ひどい場合には一時的に歩くことが困難になることもあり、風が吹くだけで痛みが走ると言われる所以となっているのです。一般的な自覚症状としては足の親指のつけ根の関節に炎症がある、足首の周りの関節に炎症がある、血液検査での尿酸値が高いなどが挙げられますが、痛風の特徴的な症状としては乏しいこともあり、充分な検査と診断が必要になります。また痛風は関節の痛みの裏で腎臓などの内蔵機能にも影響を及ぼします。内蔵機能に関しては目立った自覚症状などがない為に、わからない内に深く症状が進行していることも珍しくないのです。
痛風の改善には尿酸値を下げることが前提となり、尿酸値を下げるにはアルコールを控えること、肥満を解消すること、運動不足を解消すること、ストレスを上手く発散することなどが挙げられます。こうしてみると生活習慣を見直すことが重要であり、生活習慣病予防の一環として考えてよいのではないでしょうか。